「ゲームセンターあらし」登場人物紹介

か〜こ

母ちゃん→石野ガラエ
骸骨伯爵
骸骨のマスクをした謎の怪人。遊園地に遊びに来たあらし達に対し、一平太を人質にとりおばけ屋敷へと誘い込んだ。モンスターパニックをコントロールしてあらしと対決し、素早いサーベル捌きであらしを苦しめたが、グレートタイフーンに敗れる。正体はゲーム歯医者。
海賊トット
不思議な空飛ぶ船を操る海賊団の船長。あらし達の乗る豪華客船「ブラディマリーII」を襲ってゲームを強奪した。鎖のついた鉄球を振り回してゲームを操作するのが得意。奪い取ったインベーダーキャップの力で様々な必殺技をくり出しあらしを苦しめたが、その不潔さに音を上げあらしに敗れる。一平太の友情やあらしの根性に感動する、意外と情に厚い人物でもある。
火星魔神
炎を自在に操る、暗黒七魔神のひとり。兄弟である水星魔神とのタッグで、あらし・とんがらし兄弟と戦った。元はみなし子の恐竜で、金星女王ビーナスに助けられ彼女の部下となる。最後はあらし母子の愛情にうたれ、太陽光線を反射させてあらしに加勢するため水星魔神と合体して水蒸気と化した。
蟹丸警部(？)
カニのような髪型をした警視庁の警部。あらしがドクロ大帝にさらわれた時に捜査本部の指揮をとった。一方で、その後プリンセスコブラがあらしの名を騙ってビルを焼失させた際には容疑者として逮捕することになるという、何かとあらしと縁のある人である。名前はアルセーヌ・ルパンものに出てくるガニマール警部のもじりだろうか。初出はＴＶマガジンに連載された「ラジコン探偵団」だが、それに比べると若干顔が凛々しくなっているのでもしかしたら別人かもしれない。
神様
天国の支配者。地獄の支配者・エンマ大王と互いの領土を賭けてゲーム勝負をした結果、天国を奪われ自らも捕われの身となる。天使チルチルとあらし達の活躍で助けられた。
金星女王ビーナス
暗黒七魔神のひとり。唯一の女性で自分の美貌に自信を持ち態度は高飛車だが、胸に「金王」と書いてあるのを一平太に「金玉」と読まれて恥ずかしがるという意外な一面も持つ。水星魔神・火星魔神を従えあらしを倒そうとしたが寝返られて自分も戦った。髪の毛の一部が蛇になっており、それを駆使してゲームを行う。
キンチャンコング
身長数十メートルの巨大な猿。アフリカ生まれでブッチャンの友達だったが、探検隊に拐われアメリカのサーカスに連れて来られた。あらしとよく似た巨大な出っ歯を持つが虫歯になってしまい、痛みのあまり大暴れする。辺り一帯を停電にし自由の女神を破壊するなど手の付けられない有り様だったが、あらしに虫歯を抜かれてようやく静まった。
金時娘
山奥に住むキコリの娘。「金」と書かれた腹がけ一枚の格好でマサカリを振り回す、怪力の少女だ。ゲーム好きの熊・クマゴローの飼い主で、ゲーム勝負でクマゴローが負けた敵を討とうとあらしに勝負を挑んだ。階段を転がり落ちる丸太の上の戦いで一度は敗れるが、体中が傷だらけになるほどの特訓をつんで再戦を挑む。
金バエ
暴走族のヘッド。ゲーム大会に優勝するため、他のプレイヤーの足元に油を撒いて妨害するという卑怯な手段で決勝に進出。あらしを油まみれにして炎のコマを封じるが、真空ハリケーン撃ちの前にあっさり敗北。三輪車に乗って去っていった。
銀八先生
あらしの担任の先生。短足・ガニ股で、あだ名は「赤いタヌキ」。あらしとは小学校入学以来のつきあいである。あまりに成績の悪いあらしにゲームを止めさせようと、五日間かけてのデスマッチを挑む。血マメが潰れるほどの特訓をつんだその執念は、生徒への愛ゆえのものだ。最後にはあらしのゲームへの情熱を思い知り、自ら負けを認めた。
金竜
油の血を持ち炎を吐く、黄金の竜。その昔に不老不死の光線を浴びているが、肩に木の葉が貼り付いていてそこだけ光線を浴びなかったため、その部分が唯一の弱点となっている。黄金のテレビゲームで異次元世界に飛ばされたあらし達は、元の世界に戻るためにこの竜を退治することになる。
クマゴロー
金時娘のペットのツキノワグマ。大のゲーム好きで、さとるの別荘の露天風呂にあるゲームを勝手にやっていたためあらしと対決することになる。別荘が留守のうちに相当特訓していたらしく、一時とは言えあらしを逆転したほどの腕前を持つ。特に回転しながらの攻撃は絶品だ。
クレスタ星人
地球人の進化を見守る、銀河連邦の監視員。黄金のテレビゲームをピラミッドの中に置き、発見した地球人が二つの試練を乗り越えられなければ地球を破壊しようと計画した。地球に多数のUFOを配備し攻撃の準備をしていたが、あらしが試練をクリアしたため地球人は予想以上の能力を持っていると判断。地球は危機を逃れる。
ゲームスパイＸ−１
顔面整形手術であらしの父ちゃんになりすまし、ダイヤの指輪に隠された新型ゲームの秘密を狙った産業スパイ。ゲームの腕前も父ちゃんなみで、真空ハリケーン撃ちやグレートタイフーンを使いこなす。体を捻ったり舌が伸びたりと、柔軟な体を生かした攻撃が得意だ。
ゲーム大天使
魔法と水晶の世界、クリスタルワールドの主。あらしが真のゲーム戦士たりうるかどうかテストするため、とんがらしに高熱を出させあらしをいざなった。大自然を自由に操ることができ、雷や風などを使ってゲームをする。最後はあらしの人を愛する暖かい心の前に敗れ、あらしを真のゲーム戦士と認めた。
ゲームナイト３号
ゲーム組織「ブラックエイリアン」の擁するゲーム騎士のひとり。あらしの力を探るため、教育実習生に化けて学校に潜り込む。超音波を利用した必殺技を使いあらしを苦しめたが、空気をかき乱し真空状態を作り出す技である真空ハリケーン撃ちとグレートタイフーンの前に敗れた。
ゲームナイト７
ゲーム組織「ブラックエイリアン」最強のゲーム騎士。東京上空に人工衛星を落下させ、撃ち落としてみろと迫った。もと占星術師で、天体のエネルギーを使う必殺技であらしを苦しめる。
ゲーム歯医者
ゲーム狂の歯医者。あらしを診療室の天井裏に閉じ込めて、自ら開発した「虫歯エイリアン」で挑戦した。その後はあらしを倒しその出っ歯を手に入れることに異常な執念を燃やし、歯医者をやめてゲーム修行のためさすらいの旅に出る。卑怯な手段を用いて何度も挑戦を繰り返したが、一方であらしのピンチには助けに駆けつけたこともあり、複雑な感情を抱いていたようだ。麻酔なしで虫歯を抜くのが大好き。医院の名前は「池田歯科」だったので、本名は池田なのかもしれない。ちなみにアニメ版の設定だと「大貫」という名前。
ゲームプロフェッサー・ドク
ゲーム組織「ブラックエイリアン」の総統。あらしを倒すため、ゲーム騎士を次々に送り込んだ。最終決戦では、地球を破壊し自らも死ぬ覚悟であらしに挑んだが、命を賭して地球を守ったあらしの姿に負けを認める。
月面魔神
暗黒七魔神のひとり。幻影を用いてさとるに化け、あらしに密着しようと企んだ。月を巨大化させて見せたり意図的に皆既月食を起こしたりと、月の光を自由に操ることができる。幻影も月明かりのもとでこそ可能な技だったのかもしれない。
剣野玉三郎
プロのインベーダーボーイ第一号。賭けインベーダーをやっているのがあらしの逆鱗に触れ、勝負することになる。剣玉で鍛えた手さばきは、あらしをも凌駕するほど。敗れた後は賭けゲームをやめて剣玉に邁進し、チャンピオンに挑戦するまでになった(挑戦結果は不明)。その後ゲーム・キッドと名乗って再挑戦し、剣玉を使った必殺技であらしを苦しめた。
剣野ナナ子
剣野玉三郎の妹。両親をなくした二人の生活は玉三郎の賭けゲームの収入によって成り立っていたが、兄の悪事に心を痛め、賭けを止めさせようとあらしに味方する。玉三郎と同じく剣玉の使い手でもあり、秘伝とされる技・ケン玉昇り龍を使いこなす。
コウモリムカデ
クリスタルワールドに住む、蝙蝠の翼を持った巨大ムカデ。百本の足をフルに使った連続攻撃と、節単位でに体をバラバラにしての超スピード攻撃であらしを苦しめた。フリルのついたハート柄のパンツをはいている。
氷雪之助
北アルプス白魔岳の万年雪の中で眠りについていた剣豪。刀の刃に冷気を集めて雪の結晶を作り出し、吹雪を呼ぶことができる。あらしを簡単に打ち負かした程の腕前を持つが、ゲームはくだらない遊びであり命を賭ける値打ちのないものと断じる。最後は必死で勝利を掴んだあらしの姿に心を打たれ、「くだらないもの」に命を賭ける素晴らしさを理解した。
ゴキブリ大統領
下水道でゴキブリと共に暮らす謎の男。ゴキブリのほうが人間よりも偉いというゴキブリ至上主義に立つ。あらしがうっかり踏み殺したゴキブリ・ピーコの敵を討とうと勝負を挑んだ。結構な頭脳派で、下水道の中を決闘の場所に選ぶことによりあらしの必殺技はことごとく封じられた。更にマイコン内蔵の電動出っ歯を用いてあらしを窮地に立たせたが、そこからヒントを得たあらしの出っ歯技に敗れる。
コブラ→プリンセス・コブラ
コロナ
暗黒七魔神最後のひとりである太陽魔神が、あらしに敗れて戻った人間の姿。あらしと戦ってゲームの素晴らしさを知り、一人のゲーム戦士となる決意をしたのだ。俳優なみの顔とスタイル、華麗なファッションでゲーム界に革命を起こそうとするが失敗。ハンサムな顔はお面だった。

トップ > ゲームセンターあらし > 登場人物紹介 > 登場人物紹介・か〜こ