秋川のまんが日記・2008年3月

3/31 (Mon)

「カラスヤサトシ」3 (カラスヤサトシ/アフタヌーンKC,講談社,2008)

ややパワーダウンした感はあるけれど、まあこれはこれで面白い。作者の生活が安定したせいか、初期にあったような得体の知れない迫力が消えた代わりに、まったりと変な人ライフを眺めて楽しむ漫画になってきた感じかな。密度の高さと読み応えは相変わらず。

3/25 (Tue)

「碧水惑星年代記」 (大石まさる/YKコミックス,少年画報社,2008)

温暖化が進み軌道エレベーターがある近未来を舞台にした物語の第4巻。描かれる時代に多少幅があるので、4冊目ともなるとエピソード間の登場人物の相関が見えてきて、連作としての面白さが増してきた気がする。

「それでも町は廻っている」4 (石黒正数/YKコミックス,少年画報社,2008)

作者曰く、4巻のテーマは「日常を保つ」だそうで。その言葉通り、相変わらずある意味何も起こらない漫画なのに、なんか何度も読んでしまうのが不思議だ。

3/24 (Mon)

「萌道」(カラスヤサトシ/アクションコミックス,竹書房,2008)

メイド喫茶やら声萌え喫茶やら妹喫茶やら、その手の店に行きまくるレポート漫画。素直に萌えず対象から微妙に距離をとって描写するスタイルから生まれる、なんか変な緊張感がいかにもカラスヤサトシっぽい。それにしてもいろんな店があるもんだ。

3/16 (Sun)

「つぶらら」3 (山名沢湖/アクションコミックス,双葉社,2008)

いやー3巻も面白い！ここぞというところの展開で繰り出される見開きにはいつもしてやられるなあ。ストーリー的にはちょっと動きがあるんだけど、この先どうなるんだろう？まあどう転んでも心配は要らなさそうな安心感はあるんだけど。

3/14 (Fri)

「まじもじるるも」1 (渡辺航/シリウスコミックス,講談社,2008)

「ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。」が面白かったので新しい作品を買ってみた。魔女が修行のために主人公の元に現れて……というよくある設定の話だが、バカで行動力のある主人公を中心として話が回るので、ドタバタコメディとしてきっちり面白い。萌え漫画としても、登場人物が少ないので華やかさはさほどないものの、魔女るるもは非常に可愛らしいですよ。

3/8 (Sat)

「ONE PIECE」49 (尾田栄一郎/ジャンプコミックス,集英社,2008)

巨人ゾンビ・オーズと麦わらチームのバトルが丸々1巻使って繰り広げられる。チーム戦ということで展開の変化が多彩で、長くても飽きずに読めた。合体攻撃の類が色々あったのが楽しかったなあ。

3/1 (Sat)

「マップス　ネクストシート」3 (長谷川裕一/フレックスコミックス,ソフトバンククリエイティブ,2008)

相変わらず広げる風呂敷のスケールがでかい漫画だ。ネクシート号の力がついに目覚め、そして「秘宝」の意味がちょっとだけ明かされる。ますます先が楽しみ。

「ふたつのスピカ」13 (柳沼行/MFコミックス,メディアファクトリー,2007)

前の巻での秋の退場を受けて、この巻ではそれぞれがその死を受け止める様がじっくりと描かれる。正面切って描かれる友情の美しさに涙。

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