秋川のまんが日記・2005年4月

4/23(Sat)

「ラブロマ」4 (とよ田みのる/アフタヌーンKC,講談社,2005)

学園ものは強いなあ。基本的に同じような展開の話なので、さすがに1巻の頃ほどのインパクトはなくなったけど、マラソン大会や生徒会選挙など、学校ならではの要素をうまく使って常に切り口を新鮮に保っている。手堅く面白い。

「幽玄漫玉日記」1 (桜玉吉/ビームコミックス,エンターブレイン,2002改訂版)

どの巻を見ても同じと言えば同じ作品なんだけど、続けて読むとやはり年月の流れがわかる。防衛漫玉日記→幽玄漫玉日記と年代順に読んでみてるのだけど、だんだんと味わいが深くなってきた。

4/12(Mon)

「ロボこみ」2 (やぎさわ景一/少年チャンピオンコミックス,秋田書店,2004)

1巻に比べると、オチの石上が弱くなってきてるような。ここで如何に酷い目に遭うかという落差が好きなので、思い切りやっちゃって欲しいところ。

4/9(Sat)

「ネコマジン 完全版」(鳥山明/ジャンプ・コミックス,集英社,2005)

やっと単行本になってくれた。1999年からぽつぽつと発表されてきたネコマジンシリーズをまとめたもの。鳥山明ならではの、ひたすらすっとぼけた味わいが楽しい。

4/7(Thu)

「マーメイド・ヘヴン」(長谷川裕一/ドラゴンコミックスジュニア,角川書店,2005)

コールドスリープから目覚めた主人公が見た地球は、海だらけの常夏の星となっていた。という海洋SFアクション漫画。いつもの如き長谷川作品だけど、サービスシーンがいつもに増して多いので読むのがなんだか恥ずかしいぞ。尺が短い割りにストーリーよりアクションの方に重点があって読み応えはいまいちかなあ。何やら壮大げな設定がちらちらと見え隠れしているので、長編になればかなり面白そうなのだが、カバーには続きを匂わすかの如き文句がありながら巻数表示は無し。続くのか続かないのかはっきりしてくれー。

「DEATH NOTE」6 (小畑健＋大場つぐみ/ジャンプコミックス,集英社,2005)

主人公の立ち位置的にカタルシスを提示しにくい作品なのだが、立場を一時的に変更することで、この巻では胸の空くような展開を見せる。全体の流れから見ればやや一休みという感じなのだけど、そのタメが次巻あたりで弾けると。

4/2(Sat)

「超護流符伝ハルカ」(石川賢/GSコミックス,学習研究社,2005)

石川賢は何を描いても石川賢だと思った。心の中に棲む鬼を呼び覚まし、超パワーで魔物から日本を守るゴルフ漫画。ぶっとんでていい感じなんだけど、ただ若干照れがあるように見えるのは気のせいだろうか。

トップ > まんが日記 > 2005年4月