「EYEこそすべて」「世界の怪拳・奇拳」など、中国拳法や世界各地の風習に関する奇書で知られる民明書房の出版物を紹介した本。冒頭に創業者の伝記漫画が掲載されているのだが、その怪人物っぷりを表すようなスケール感溢れる表現がすごい！いきなり「東京 神田」というナレーションと共に、都庁とその周辺の高層ビル街の風景が描かれてスタート。やっぱり日本出版界の中心は違いますね。
週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画。ひたすら下ネタとパロディの連発。いやー下らなくていいなあ。残念ながら連載は長続きしなかったけど、毎回ノッていて安定して面白い。タイトルになっているスピンちゃんがあまり前面に出てこないのが、少年誌としてのわかりやすさ的にはマイナスだったのかも。
なかなか見つからないので、面倒くさくなってYahoo!オークションで購入。1-3巻はもう持ってたんだけどね。代表作である「あまいぞ！男吾」の対象年齢を少し上げて、島本和彦と石川賢風味を加えたような熱血青春漫画。最近じゃこういう漫画はなかなかないなあ。
石田敦子らしい重ーいお話。ただ、どこかファンタジックだったり設定に現実離れした部分があったりした今までの作品と違って、職場に嫌な上司が…というようなひたすら現実的な話が続くので読んでて感じるしんどさは上かも。もう少しアニメーターとしての仕事の喜びを示してカタルシスを味わわせてくれても良かったんじゃないかなあ。そのへんはもっと引っ張って後で見せるつもりなのかな。