秋川のまんが日記・2000年12月

12/26(Tue)

「マガジンＺ」2月号 (講談社,2000)

「仮面ライダーSPIRITS」が相変わらずカッコいい。今回は、理解されず恐れられる、改造人間としての哀しさがテーマか。これを陽性のヒーロー・一文字隼人でやるところがうまいなあ。アクションシーンも引き締まっていて、少ないのに全然物足りなさを感じない。敵組織の正体もだんだんと見えてきて、次回も楽しみ。

12/25(Mon)

「藤子・Ｆ・不二雄SF短編PERFECT版」6 (藤子・Ｆ・不二雄/小学館,2000)

奥付の表記は2001年。スターログ版の「絶滅の島」が読めたのが嬉しいけど、左綴じ用に描かれたものを右綴じの本にそのまま載せているのはミスなんだろうかわざとなんだろうか。この巻ではSF的ガジェットはだんだんと目立たなくなり、発想の奇妙さをより生のまま味わうような作品が中心になってきているような気がする。

12/17(Sun)

キララ文庫で購入した本が届く。

「コロコロコミック」No.11 (小学館,1979)2500

思ったより状態が良くてびっくり。側面はヤスリがけしてあったけど、表紙なんて新品同然。これで並表示なんだから良心的だなあ。ありがたいことです。

「タケルが行く！」 (すがやみつる/ナガオカコミックス,永岡書店,1976)850

「冒険王」掲載の表題作の他、「中学一年コース」に掲載された短編を集めたもの。「中学○年コース」の漫画って独特の味があったんだなあと認識を新たにする。こういうジュヴナイルな漫画って今はないんですかね。

「ひみつ指令マシン刑事999」4 (すがやみつる＋響わたる/KCテレビマガジン,講談社,1978)1000

これにて全5巻完集。ようやく全巻通しで読むことができて大満足。主人公と愛車との出会い話や、第2巻で登場した謎のレーサーの正体が明らかになる話など、盛り沢山の内容。

12/11(Mon)

「ディーヴァ」 (たまだとしみつ/わんぱっくコミックス,徳間書店,1987)150

パソコン6機種＋ファミコンで発売されたゲームのコミカライズ。当時、自分の持っている機種で発売されなくて逆ギレした思い出があり、屈折した憧憬をずっと抱いていたので購入してみたんだけど……。やっと七人の主人公が揃いすべての謎が解ける、というところで「この続きはゲームのエンディングで」という終わり方。がーん。所詮このゲームとは縁がないのか。ご丁寧に「吹き出しから台詞をすべて削除したエピローグ」というのがついていて、結局どういう話だったのか気になること気になること。

12/6(Wed)

「藤子・Ｆ・不二雄SF短編PERFECT版」5 (藤子・Ｆ・不二雄/小学館,2000)

発表順に並んでいるので、通して読むと時間の経過に対する傾向の変化が見えるような気がして面白い。初期に比べるとこの巻のあたりは読後感が気持ち良いものが多いような。

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