秋川のまんが日記・1999年11月

11/27(Sat)

• 「爆球連発！！スーパービーダマン」10 (今賀俊/てんとう虫コロコロコミックス)
  よーうやく発売！！この半年間のなんと長かった事か…。サラーやビリーの見せ場がほとんどなかったり、始終押され気味の展開が続いたりと、第一回戦に比べてやや単調な感があるのは残念だが、まあ今回はコンバットフェニックスのお披露目が主と見るべきなんだろう。詳細が明らかにされていないガンマとトキオの確執、満を持しての円大作の登場と、次巻が待ち遠しくなる要素がいっぱいの一冊。

11/25(Thu)

• 週刊少年チャンピオンNo.53 (秋田書店)
  「ドカベン・プロ野球編」で、ななんと中西球道が登場！！五年間も引っ張っただけあって、完全に不意討ちをくらった気分。なんだよ、てっきりいない事になってるのかと思ってたよ。もっとも、球道のような強力すぎるライバルがいなかったおかげで、今まで新人としての山田をじっくり描けたんだと思う。単に作者の気が変わっただけかもしれないが、結果的に面白くなったのだからこれでいいのだ。

11/20(Sat)

• 「あまいぞ！男吾」13 (Moo.念平/てんとう虫コロコロコミックス)150
  アンコールハウス46番館にて購入。男吾、中学校を卒業。中学校編は小学校編に比べるとキャラ主導だったというのがよくわかる。ついに完集まであと一冊。

11/15(Mon)

キララ文庫で注文した本が届く。

• 「ゴリポン君」1-3 (キド・タモツ/てんとう虫コミックス)5000
  地道に探していたらいつまでたっても見つからないだろうと思い、思い切ってプレミア価格で購入。相場からするとこれでも安いらしい(貸本仕様のため)から困ったもんだ。
• 「とどろけ！一番」1-4 (のむらしんぼ/てんとう虫コミックス)2000
  第１巻での「出生届けを一年間違えた」というのは実はボクシング編の伏線だったのでは？などと想像してみると楽しい。拳闘路家の追っ手の目をくらますため、母ちゃんは意図的に一年ずらして届け出たのだ！とか。

11/14(Sun)

• 「復刻版 最狂超プロレスファン烈伝」3 (徳光康之/マンダラケ・リベンジ・コミックス)
  この巻では、「何もできない」無力なプロレスファンの、「それでも何かせずにはいられない」という抑え切れぬ思いの描写が印象的だった。プロレスに対するその過剰な愛は、ギャグ漫画であるにもかかわらず感動さえ呼ぶ。自分はプロレスファンではないが、何かに対する強い想いというのは人類普遍の感動ファクターだ。

11/8(Mon)

• 週刊少年ジャンプNo.50 (集英社)
  最近の「ワンピース」は主人公ルフィが暴走しまくり。ちょっと前までいいとこ見せまくりだったので、こういうハチャメチャな彼は久しぶりかも。それにしても、シリアスな話だけでなくこういう楽しい話も実にうまい。今回なんか、実際にバトルの描写に費やしたコマ数は少ないのに、その激しさをよくこれだけ伝えられるもんだ。無節操にバトルしているように見えて最後の見開きできっちり話もまとめられているし、ほんと安心して読める漫画だと思う。

11/3(Sun)

• 「硬派！埼玉レグルス」4,6,7 (山本コーシロー＋滝直毅/ジャンプコミックス)72*3
  安く手に入ってラッキー。先に８、９巻を購入したので、それに比べるとおとなしさ＆まだるっこさを感じてしまうなあ。「光の獅子」の話が出てくる５巻が早いとこ読みたいが、どこでも見かける本なのでなるべく百円程度で買いたいものだ。

11/1(Mon)

• 週刊少年ジャンプNo.49 (集英社)
  いとうみきお「トランジスター」上手い！こういう「実はいい奴だった」型ストーリーって、(パターンなので読者がわかってしまうのはしょうがないとして)往々にしてわざとらしさが鼻についてしまいがちだが、抑えめの表現とスピーディーな展開でそれを感じさせない。コマの流れの自然さといい、絵での状況説明のわかりやすさといい、結構な実力派だと感じた。

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